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INTERVIEW 2024.12.04

「地域密着で築く未来の基盤」~多角的な事業展開と新たな挑戦~

地域社会の課題解決に挑む株式会社野口総業。その活動には、建設業の枠を超えた多角的な事業展開と、新たな試みへの挑戦が詰まっています。今回は、株式会社野口総業代表取締役 野口さんにお話を伺い、事業の詳細や未来の展望について深掘りしました。

幅広い事業内容の裏側

吉田
まず、株式会社野口総業さんの事業内容について教えていただけますか?
野口さん
主には給排水設備の工事ですね。古くなった配管の交換から、ライニング工事、大規模修繕まで幅広く対応しています。あと、立体駐車場のメンテナンスや改修工事、解体業務も手掛けています。六本木ヒルズや銀座三越の駐車場も担当しましたよ。
吉田
幅広く事業を展開されているんですね。その他にも特殊な事業も行っていると伺ったのですが、その事業についても教えていただけますか?
野口さん
クリーンルームの空調設備が特殊ですね。例えば病院や半導体工場など、ほこりや微粒子を極限まで除去した空間が必要な施設に対応しています。
吉田
具体的にはどのような仕組みですか?
野口さん
簡単に言うと、部屋内の微粒子数を制御する仕組みです。例えば、『クラス100』は1立方フィートあたり100個以内の粒子しか許されない空間です。この空間を作るための空調設備は非常に精密な技術が必要になります。

地域社会への貢献

吉田
御社ではどのような社会課題に取り組んでいますか?
野口さん
若者の雇用創出ですね。中学校を卒業して働きに出る子や高校を中退した子たちに積極的に門戸を開き、学歴に関係なく建設業界で活躍できる環境を整えています。
吉田
どのような仕事で育成を行っているんですか?
野口さん
クリーンルームの空調や給排水工事といった専門性の高い現場が多いですが、基礎からじっくり学べる体制を整えています。
吉田
社会課題の解決と事業の両立を叶えているのですね。
野口さん
はい、ただの金儲けではなく、地域の価値を保ちながら貢献することを意識しています。

新事業への挑戦—パン屋プロジェクト

吉田
今後の挑戦について具体的に教えていただけますか?
野口さん
パン屋の開業を計画していて、地元の方々と共同で進めることで、地域に活気を取り戻すきっかけにしたいです。
吉田
パン屋の事業を選んだ理由はありますか?
野口さん
若者や地元住民が地域に根付く環境を作りたいと考えていて、『パン屋』という日常的な存在がその土台を作れると思っています。

Heart Stationスポンサーとして目指す未来

吉田
最後になりますが、Heart Stationを応援してくださる理由を教えていただけますか?
野口さん
地域密着型のラジオ局の取り組みに共感しました。私たちの活動拠点が横浜市内でも外れの地域で、人々が離れてしまう課題がある中、ラジオを通じて地元への愛着を深めるきっかけにしたいと思っています。
吉田
Heart Stationを通じて、どのような影響を与えていきたいですか?
野口さん
地域の人々がもっと地元を誇りに思えるような環境を作りたいですね。

まとめ

今回のインタビューを通じて、地域課題への真摯な姿勢と革新的な挑戦心を感じました。地域社会を豊かにするための事業展開は、単なる利益追求ではなく、「未来への投資」という信念に基づいています。株式会社野口総業の取り組みは、地域にとどまらず、多くの人々に希望と影響を与える存在であり続けることでしょう。

株式会社野口総業
担当者名
野口 一
電話番号
070-4461-0110
Webサイト
https://noguchi-sogyo.com/
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