Treasure Garden誕生のストーリー

吉田

オリイさん
最初の出会いは、共通の知り合いを通じて参加したライブイベントでした。僕がそのライブを見に行ってて、そこで中村くんの演奏を聴いたんです。話してみると、彼が看護師で、自分は介護福祉士だったことがわかって。「これは何かの縁だな」と思って、軽い気持ちで一緒に音楽やってみようか、って話になったんです。

中村さん
そうそう。最初は遊び半分というか、軽い感じだったんですが、共通点も多くて意気投合して。気づいたら活動がどんどん広がっていきました。


吉田
運命的ですね。ユニット名の由来は何ですか?

オリイさん
最初に「ガーデン」という言葉が浮かんだんです。庭のように、いろんな宝物(人や音楽)が集まる場所にしたい、という思いから「Treasure Garden」に決まりました。

中村さん
僕たちにとっての宝物は、音楽を聴いてくれる方々や応援してくださる皆さん。そのすべてが集まる庭です。
音楽と医療福祉の両立。その先に見える景色

吉田
お二人とも、本業をされながら音楽活動を続けているとのことですが、両立は大変ではないですか?

中村さん
正直、音楽だけでは生活できない現実もあって。でも、看護師や介護福祉士という資格があるからこそ、安定しながら挑戦できる環境があると思ってます。

オリイさん
実は、僕が担当していた患者さんが詩を書いてくださって、それにメロディーをつけたことがあるんです。その曲は、病気と向き合う想いが詰まっていて、音楽と現場の経験がつながった瞬間でした。


吉田
まさに「寄り添う音楽」ですね。高齢者施設でのライブ活動もされていらっしゃるんですよね?

オリイさん
はい。全国の老人ホームを100件回ろう!っていう目標を立てていて、今も少しずつですが続けています。

中村さん
施設で歌うと、普段反応の少ない方が涙を流されたり、手を動かしてくださったり…。音楽って本当に心に響くんだなって、毎回実感します。

音楽が結ぶ「日本」と「ブラジル」

吉田
海外でも活動されていると伺いました。特にブラジルとの関わりが深いとか?

オリイさん
僕の職場に日系ブラジル人の同僚がいたんです。その方が僕たちのライブに来てくれて、「あなたたちの音楽は、ブラジルでも喜ばれるよ」って誘ってくれたんです。

中村さん
最初は驚きましたけど、行ってみたら本当にすごかったです、日本の演歌もアニメも、現地の人が愛してくれていて…。僕たちの音楽で、遠く離れた日本を感じてくれていました。


吉田
日本ではあまり知られていない「日系ブラジル人」という存在。現地の反応はどうでしたか?

中村さん
本当に家族のように迎えてくれるんです。帰るときは「次はいつ来るの?」じゃなくて、「いつ戻ってくるの?」って聞かれるくらい。その温かさが忘れられなくて何度も行ってます。
「寄り添い」と「応援」の音楽をこれからも

吉田
最後に、今後の活動について教えてください!

中村さん
今、サードアルバムを制作中です。YouTubeやSNSでも活動してますし、老人ホーム訪問、ライブ、イベント出演などを続けていく予定です。

オリイさん
僕たちが活動を続けることで、「音楽で誰かの心に寄り添える」って実感があるんです。応援してくれる方々に「応援してよかった」って思ってもらえるような、そんな存在でありたいですね。
まとめ
Treasure Gardenの音楽は、年齢や性別、ときには日本を越える魅力で溢れていました。介護福祉士と看護師でありながら、二足の草鞋で挑戦を続けるTresure Gardenの活動は、聴いている人の心に寄り添い、音楽で社会を動かす可能性がキラリと光ります。2025年4月からは多賀駿介さんがメンバーに加入し、3人体制にパワーアップしています。音楽を通じて宝物を集め続ける、そんなTreasure Gardenという庭が、これからどんな花を咲かせていくのか。今後の活動に期待が高まります。
チャーリーミュージックシステム所属 Treasure Garden
- 担当者名
- オリイ篤 / 中村友一/多賀駿介
- YouTube
- https://www.youtube.com/c/TreasureGarden-music
- https://www.instagram.com/treasure.garden.main
- https://www.facebook.com/treasuregarden.music/